
夏の暑い季節が過ぎ、暑さも落ち着いて秋も深まってまいりました。永弘会は様々な活動を続けており近頃はバタバタしておりましたが、ひと段落着いたものもあるので今後少しずつ発信していきたいと思います。
まずは柿の木伐採についてです。緑深くのびのびと生えていた柿の木の伐採作業も、写真の通りひと段落しました。後ろの山が良く見えます。
本サービスの趣旨をご理解の上依頼いただいたご依頼者様、ご近所の皆様、ありがとうございました。そして参加をしてくれた当事者の皆さん、お疲れさまでした^^
大きなけがをしたり事故が起こることなく、作業終了までこぎつけることができたことにほっとしています。
何度も伐採作業に参加してくれたしよーちゃんと藤原さんに、今回の柿の木伐採作業についてインタビューをしてきました。
Q.苦労した点は何でしょうか?
A.今回伐採対象は23本あり、大きい柿の木はそのままチェーンソーで切ると予期せぬ方向に倒れるなどして危険なため、ロープで固定後引っ張るなどしてある程度倒れる方向を決めてあげるのですが、生の木で水分が多いため枝や幹も重く、思うようにいかないこともありました。切るのにもひと工夫が必要な場面が多く、それらの課題を解決するのに苦労しました。
しよーちゃんや藤原さんは慣れた物ですが、私さがみ鳥自身はチェーンソーを使ったことがなく、聞いてみると実は刃の部分が複雑な構造になっていて、使った後も刃を研ぐメンテナンスが時間がかかって大変なのだそうです。慣れない人が手で研ぐと1時間かかるのはざらだとか・・・!
便利な道具ですが、メンテナンスをしっかりしないとすぐ刃がダメになってしまうので手は抜けません。現在は機械で研げるようになったらしく、メンテナンスにかかる時間は大幅に減ったとのことです。よかったですね^^
Q.参加された当事者の皆さんの様子はいかがでしたか?
A.当事者さんたちにとっては慣れない作業という事もあり、作業内容はその日の環境や人によってさまざまでした。しかし、中にははじめは細い木の枝を集めるだけだったけれども、何回か参加するにつれて太い枝を担げるようになった方もいました。長い期間の作業だっただけに、それだけ成長を感じる場面も多くありました。
なるほど。暑い季節もありましたので「外にも出たくない」という状況も1度や2度ではなかったはず。
そんな中、強い意志を持って作業に参加された皆さん、とってもたくましく感じられますね! お疲れさまでした^^
Writer:さがみ鳥