溶接工(?)はじめました!(永弘会産業革命-前編)

この日はたき火会場に「産業革命が起きたってしよーちゃんが騒いでる!」と藤原さんより鼻息荒く連絡があったのでオンライン取材をしました。ボリュームが多かったので、前後編に分けて詳細をお届けします。

 

産業革命、とはいっても立派な蒸気機関車が会場に通ったというわけではなく「電気」が使用可能になったというお話でした。さてさて、作業がどのように変わったのか楽しみですね、それではいってみましょう!

 

バッテリー式のディスクグラインダーから有線のディスクグラインダーへ。今までとは違い電池切れを気にせずガンガン使えます。しよーちゃんも断線に気をつけながら、ドラム缶を広げて作った板を切っていきます。

 

「このドラム缶、切ったあとも丸く曲がったままだから二人で踏んで板にしたんだけどなかなか平らにならなくてさ、戻る力が強くてしよーちゃん転びそうになってたよ」とのことでした。まさにドラム缶トランポリン状態だったようです。ちょっと楽しそう・・・。

 

 

間に色々作業が入ったので(これはまた後日公開予定)その後の加工は日も暮れてからになりましたが、次に出てきたのはなんと「溶接道具」!

 

カメラ越しではありますが、強い光とのことなので直接は見ないようにと一応目を伏せていたのですが、それでも画面から眩しい光が出ていることはよくわかるくらい、ピカピカと光っていました。

 

ディスクグラインダーも溶接も、金属加工になるので両方火花は出るのですが、溶接の方は思ったよりも静かでした。その代わり一瞬、周りが昼のように明るくなります。

 

ちなみにこの二人、色々やっていますがどれもだいたい初心者のはずなんですけど、やってみると結構できてしまうものなんですね。物は試しにしてみるものですね。

 

そして完成形がこちら。・・・で、これはなんでしょうか?

 

「鍋とか、やかんを火にかけるときに置いておく台かな。この下に燃えた薪を置いて温めるんだよ」と藤原さん。

 

なるほど、確かに今までは燃える薪の上に直接おいていたので煤で真っ黒になっていましたし、温めている途中や引き上げる際に安定感がなく、鍋がひっくり返ってお湯がこぼれてしまい火が消えるという事故は何回も起きているので、うまく熱が伝わればこれで少しは安心してお湯を沸かせそうです。

 

機能性のアップしたドラム缶たき火台ができたところで、本日の作業は終了です。使用感はまた後日ご報告したいと思います。

 

Writer:さがみ鳥